
COSTRUISCI IL GIGANTE
「ビルド・ア・フィギュア(Build-A-Figure、略称:BAF)」は、2005年にトイ・ビズ社のブランドマネージャーであったジェシー・ファルコンが「マーベル・レジェンド」シリーズのために考案した、玩具業界における主要な流通システムおよびマーケティングモデルである。手足、頭部、胴体、アクセサリーといった個別のパーツを、波状に展開される標準アクションフィギュアの各パッケージに分散して封入し、コレクターがラインナップ全種を揃えることで、1体の大きな単体フィギュアを完成させることができる仕組みとなっている。このフォーマットはその後、ハズブロ、マテル(「コレクト&コネクト」名義)、マクファーレン・トイズ(「コレクト・トゥ・ビルド」名義)、ディズニーパークなど、業界全体へと採用されていった。
Cronologia
概要

ビルド・ア・フィギュア(BAF)のコンセプトは、玩具業界においてマテルの「コレクト&コネクト」やマクファーレン・トイズの「コレクト・トゥ・ビルド」としても知られており、大型のアクションフィギュアを量販店向けに提供するために設計された革新的な流通モデルである。このモデルでは、アソートメント内の各標準アクションフィギュアに、頭部、胴体、腕、脚、アクセサリーといった大型キャラクターのパーツが1つずつ同梱されている。コレクターはウェーブ全体を購入することで、通常のブリスターパックには収まりきらないほど巨大であったり、単体の一般流通品として生産するにはコストが高すぎたりする完全な大型フィギュアを組み立てることができる。 トイ・ビズ社が6インチの「マーベル・レジェンド」シリーズの2005年ラインナップで初めて導入し、2007年にハズブロ社がマーベルの玩具ライセンスを取得したことでさらに拡大された。数十年にわたり、BAFのアソートメントは、ハズブロの「スター・ウォーズ ビルド・ア・ドロイド」のような3.75インチシリーズから、6インチの「マーベル・レジェンド」、7インチのマクファーレン製「DCマルチバース」フィギュアに至るまで、多岐にわたる展開を見せている。この戦略的な配置により、消費者はキャラクターのウェーブをコンプリートする動機付けが生まれ、限定的で非常にディテールにこだわったデラックスフィギュアを入手することが可能になる。
歴史

ビルド・ア・フィギュアのフォーマットは、ケナー社が1979年に発売した「スター・ウォーズ ドロイド・ファクトリー」プレイセットなどの初期の先駆けにさかのぼるが、公式なデビューは2005年のトイ・ビズ社による「マーベル・レジェンド シリーズ9」であった。ブランドマネージャーのジェシー・ファルコンによって生み出されたこのシリーズは、全高16インチのギャラクタスBAFでデビューを果たし、その後もセンチネル(シリーズ10)やアポカリプス(シリーズ12)といった象徴的なリリースが続いた。2007年にハズブロがマーベルのライセンスを引き継ぐと、彼らは直ちにBAFを統合し、2008年にはアニヒラス、ブロブ、そして巨大なフィン・ファング・フームなどのフィギュアを導入した。 競合するトイラインもすぐにこの仕組みを採用し、最も顕著な例として2008年のマテル社による「DCユニバース・クラシックス」の「コレクト&コネクト」ラインや、ハズブロの3.75インチ「スター・ウォーズ ビルド・ア・ドロイド」シリーズがあげられる。2014年、ハズブロは「マーベル・レジェンド」を「インフィニット・シリーズ」としてリブランディングし、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(グルート)や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(ハルクバスター)といったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の実写映画とBAFのリリースを密接に結びつけた。マクファーレン・トイズは2020年に7インチの「DCマルチバース」の「コレクト・トゥ・ビルド」フィギュアでこのトレンドに参戦した。2026年までに、ハズブロは店舗向けのBAFリリースを年間1〜2体のターゲットを絞った中型フィギュアへと集約し、超巨大な宇宙キャラクターの展開はHasLabのクラウドファンディングキャンペーンへと移行させていった。
I PEZZI DI BUILD-A-FIGURE
コレクション
コンプリートなビルド・ア・フィギュアを組み立てることは、6インチまたは7インチのフィギュアのアソートメント全体を購入して単体の巨大なメインフィギュアを完成させるという、独特な収集体験を提供する。このメカニカルなダイナミクスにより、頭部、四肢、胴体といった個別のBAFパーツと、完全に組み上げられたフィギュアの両方において、二次流通市場で強い需要が生み出されている。 ギャラクタスやセンチネルといった初期のトイ・ビズ製リリースは、二次流通市場で高い価値を確立し、コレクターが完成品のBAFをプレミアムな「至宝(グレイル)」とみなしていることを証明した。ハズブロの「マーベル・レジェンド」、マテルの「DCユニバース・クラシックス」、マクファーレンの「DCマルチバース」などのシリーズ全体において、実写映画のフィギュア(MCUのハルクバスターやサノスなど)やファンの間で人気の高いコミックキャラクターは、高いリセールバリューを維持している。近年、メーカーが(ギャラクタスやセンチネルのような)超巨大キャラクターをHasLabのクラウドファンディングキャンペーンへと移行させたことにともない、従来の店舗向けBAFウェーブは処刑人スージやボックスといった中型キャラクターに焦点を当てるようになり、ウェーブをコンプリートするスリルを維持しつつ、堅実なアフターマーケットの流動性を保っている。

他の主要な玩具会社も、マテルの「コレクト&コネクト」やマクファーレン・トイズの「コレクト・トゥ・ビルド」といった独自のブランド名でBAFモデルを採用した。

