IMPROVISED ARMED EXOFRAME
即席武装エグゾフレームは、虚淵玄原案のSFアニメ『OBSOLETE(オブソリート)』に登場する、全高2.84メートルの現地改修型メカ。石灰岩との交易で得られた異星人の神経接続フレーム技術をベースに、サハラ以南のアフリカの反乱勢力が自作のスクラップ装甲や間に合わせの重武装でカスタムした不正規戦仕様機である。
Cronologia
生い立ち
即席武装エグゾフレームは、標準的な地球外製エグゾフレーム(強化異生物有機フレーム)の非対称戦闘仕様であり、全高は2.84メートルである。主に2021年前後にサハラ以南のアフリカに配備され、非国家武装勢力や反乱グループ、そして少年兵であるジャマルやカイヤラをはじめとする若い戦闘員たちによって運用されている。 ザンクトガレン協定などの国際条約により、近代的な主力戦車や従来の重装甲へのアクセスが制限されているため、現地の武装勢力は民間の標準型エグゾフレームを戦闘用に適応させている。ベースフレームに現地で製造した装甲板、対スナイパー用フード、即席の重武装を施すことで、この改装機はゲリラ部隊が重武装した従来の正規軍部隊を奇襲し、無力化することに成功している。
背景
すべてのエグゾフレームの起源は2014年にさかのぼる。この年、「ペドラー」として知られる異星知性体が地球とファーストコンタクトを果たした。彼らは純粋な石灰岩のみを求め、1ユニットにつき1,000キログラム(1トン)の石灰岩と引き換えに、身長2.55メートルのヒューマノイド型で意識制御式の機械を提供した。操縦者と神経同期し、人体のシームレスな延長として機能するエグゾフレームは、瞬く間に世界中の肉体労働を革命的に変えた。 しかし、異星テクノロジーの獲得コストがほぼゼロであったため、世界の軍事バランスは急速に崩壊した。伝統的な装甲戦闘車両へのアクセスが国際的な貿易禁止措置によって阻まれていたサハラ以南のアフリカでは、現地戦闘員たちが民間用エグゾフレームにスクラップの装甲、投光器、特殊なランチャーなどを急ごしらえで取り付け始めた。これが即席武装エグゾフレームの誕生であり、低コストの労働機械が非対称戦争のための非常に強力なツールへと変貌を遂げたのである。
I PEZZI DI IMPROVISED ARMED EXOFRAME
進化
即席武装エグゾフレームは、商業用労働資産から非対称戦闘車両への劇的な進化的シフトを象徴している。異星人ペドラーによって無差別にばらまかれた2.55メートルの民間用ユーティリティフレームは、サハラ以南のアフリカの反乱軍によって、ゲリラ戦術に特化した2.84メートルの戦闘プラットフォームへと再設計された。 やがて、この現地改修型ユニットは本編アニメシリーズの枠を超え、公式マンガ化やゲームのクロスオーバーへと展開していった。さらに、グッドスマイルカンパニーによる公式3D CADデータの一般公開を通じて現実世界でも進化を遂げ、モデラーたちが独自の3Dプリント製装甲や武器をカスタムビルドするためのオープンソースプラットフォームとなった。
コレクター情報
スケールモデラーやメカコレクターにとって決定版となる物理キットは、グッドスマイルカンパニー製、原型制作・しちべえによる「MODEROID 1/35 即席武装エグゾフレーム 2モデルセット」(2021年4月27日発売)である。全高約85mmのPSプラスチック製キットで、ベースフレームの28箇所の関節可動に加え、現地改修型の装甲板、ATGMランチャー、お馴染みの「ヘルキャノン」、そして塗装前の1/35スケールパイロットフィギュア(ジャマルとカイヤラ)が付属している。 従来のプラスチックモデルキットに加え、「PROJECT OBSOLETE」とグッドスマイルカンパニーは公式の3D CADモデリングデータをクリエイティブ・コモンズ等のライセンスの下でオンライン上に無料公開した。これにより、即席武装エグゾフレームは、独自の武器や装甲パーツを3Dプリントで自作するカスタニザーたちの間で絶大な人気を誇っている。また、ブルーレイコレクター向けには、メカニカル設定資料集が付属する『OBSOLETE コレクターズエディション Blu-ray』(2021年3月26日発売)もリリースされている。

異星人ペドラーは、完全に機能する神経接続式のエグゾフレームを、正確に1,000kg(1トン)の石灰岩と物々交換している。

