ウィケット・W・ウォリックは、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』でエンドアの森林衛星に暮らす若きイウォークの戦士兼斥候として初登場する。スピーダー・バイクの墜落事故の後にレイア・オーガナ姫と出会ったウィケットは、彼女と心を通わせてブライト・ツリー・ビレッジへ案内し、最終的に銀河帝国に対抗するため反乱同盟軍と同盟を結ぶよう部族を説得する。
シーン
『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』において、ウィケット・W・ウォリックの重要な登場シーンはエンドアの密林で展開される。帝国軍との高速チェイスの末にスピーダー・バイクが墜落し、身動きが取れなくなったレイア・オーガナ姫を、ブライト・ツリー・ビレッジ出身の若いイウォークの斥候であるウィケットが発見する。レイアが信頼を得るために食べ物を差し出した後、ウィケットは帝国軍のスカウト・トルーパーから彼女を守り、自分の部族の元へと導く。公式ノベライズ版では、C-3POが翻訳する中でウィケットが情熱的な演説を行い、ルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロ、そして反乱同盟軍に加わるようイウォークの仲間たちを説得する。
意義
ウィケットとレイアの最初の出会いは、エンドアの戦いおよび銀河内乱全体における転換点となる。レイアと平和的な絆を築き、反乱軍をブライト・ツリー・ビレッジに迎え入れることで、ウィケットは未開の種族と反乱同盟軍をつなぐ極めて重要な架け橋となる。彼の力強い支持と指導力がイウォーク族に参戦を決断させ、それがエンドアにある帝国軍のシールド発生装置の破壊へと直接つながる。この勝利により、反乱軍艦隊は第二デス・スターを撃破し、皇帝を打ち倒すことが可能になる。
デザイン
『ジェダイの帰還』におけるウィケットの姿は、当時11歳の俳優ワーウィック・デイヴィスが全身のクリーチャー・スーツを着用して具現化した。ブライト・ツリー・ビレッジの斥候および戦士であるウィケットは、全身が黒っぽい毛皮に覆われており、素朴なステッチで縫い合わされた特徴的なオレンジブラウンの革製フードを着用している。ジョージ・ルーカスは、帝国の科学的・工業的な力に対比させるためにイウォークを未開の種族としてデザインした。これは当初の計画からの変更であり、元々はウーキーを登場させる予定だったが、物語を進めるには技術的に進歩しすぎていると感じたためであった。サウンドデザイナーのベン・バートがウィケット独特の声の音響効果を開発した。
