1986年のアニメクロスオーバーシリーズ『ディフェンダーズ・オブ・ザ・アース』において、フラッシュ・ゴードンは2015年における地球の究極の英雄同盟の戦術的リーダーを務めています。キング・フィーチャーズの他の仲間たちや息子のリック・ゴードンと共に、フラッシュはこのバージョンで、スーパーコンピューター基地「ダイナクX」としてその精神が動力となっている妻デール・アーデンの死を胸に秘めながら、冷酷皇帝ミンと戦います。
背景
未来の2015年を舞台にした『ディフェンダーズ・オブ・ザ・アース』のフラッシュ・ゴードンの物語は、個人的な悲劇と地球規模の危機から始まります。モンゴ惑星から逃亡した後、冷酷皇帝ミンは北極の拠点であるアイス・ステーション・アースから地球の征服を狙います。シリーズの第1話「モンゴからの脱出」で、ミンはフラッシュ・ゴードンの妻(デール・アーデン)を誘拐します。フラッシュは長年の仲間であるザ・ファントム、魔術師マンドレーク、ロサール、そして彼らの子どもたちと団結し、英雄的な救出作戦を決行します。脱出の最中にデールは致命的な罠にかかって命を落としてしまいますが、彼女の精神と魂はクリスタルマトリックスに保存され、防衛チームのマスターコンピューターであるダイナクXとして復活します。この悲劇的な転換点により、フラッシュ・ゴードンは「ディフェンダーズ・オブ・ザ・アース」の不屈のリーダーとして確立されます。
意義
このフラッシュ・ゴードンの描写は、キング・フィーチャーズの主要なアニメクロスオーバーチームを率いるヒーローとして、彼のメディア史における大きなマイルストーンとなります。マーベル・プロダクションズとキング・フィーチャーズ・エンターテインメントが共同制作した1986年のシリーズにより、フラッシュは単独の宇宙冒険家から、コンピューターの天才である息子のリック・ゴードンをはじめとする新世代のヒーローたちの熟練した戦術コマンダー兼メンターへと移行しました。デール・アーデンの犠牲は、1980年代の土曜朝のアニメではめったに見られない深い感情的要素を加えました。65話にわたるシンジケート放送にとどまらず、このバージョンはマーベルのコミックブック、8ビットのビデオゲーム、現代のコミックブックのリバイバル、そしてハイエンドのアクションフィギュアへと展開していきました。
デザイン
1980年中頃のテレビアニメ向けにマーベル・プロダクションズがデザインした『ディフェンダーズ・オブ・ザ・アース』版のフラッシュ・ゴードンは、2015年という時代にふさわしい洗練された未来的なハイテク・ヒーローの姿をしています。古典的な英雄の美学を保ちつつ、フラッシュは宇宙旅行、ロケットサイクルの操縦、そしてミンの軍勢との地上戦に対応するように設計された、流線型のパイロット=コマンダーのユニフォームを着用しています。アニメーションのデザインは、他の伝説的な仲間たちと並ぶベテランヒーローとしての立ち位置を視覚的にバランスさせながら、このシリーズのために明確な緑色の肌にリデザインされた冷酷皇帝ミンに対抗して際立つものとなっています。
