2020年のクロスオーバー・ストーリーライン『エンドレス・ウィンター』におけるブラックアダムの登場は、10世紀の古代における英雄同盟での秘められた役割と、再覚醒したフロスト・キングに対する現代の戦いに焦点を当てています。ロン・マーズとアンディ・ラニングが共同執筆したこのイベントは、『DCリバース』と『インフィニット・フロンティア』をつなぐ重要な架け橋となり、ブラックアダムがメインのジャスティス・リーグの現役メンバーへと移行する契機となりました。
シーン
『ジャスティス・リーグ:エンドレス・ウィンター』において、ブラックアダムの物語は2つの時代にわたって展開されます。西暦10世紀の遥か昔、ブラックアダムはヒッポリタ女王、スワンプ・シング、ヴァイキング・プリンスと共に、「ジャスティス・リーグ・ヴァイキング」と称されるプロト・スーパーヒーロー同盟を結成し、共に戦いました。彼らはフロスト・キングであるエドルカムを打ち破り、北極の氷の下に封印したのです。ブラックアダムはこの生存の細部を何世紀もの間秘密にしていました。現代になり、スタッグ・エンタープライズ社による北極の発掘作業が誤ってフロスト・キングを目覚めさせ、地球規模の吹雪を引き起こします。ブラックアダムは当初、カーンダックを守るために単独で脅威に対処しようと試み、ヴィランたちの一団を率いてゴッサムと北極に向かい、このヴィランとの歴史的関係を隠蔽します。最終的に、『ブラックアダム:エンドレス・ウィンター・スペシャル #1』において、彼は自身の過去を打ち明け、人類滅亡レベルの脅威を阻止するために現代の英雄たちと共闘します。
意義
『エンドレス・ウィンター』のイベントは、DCコミックスの連続性におけるブラックアダムのステータスにとって、極めて重要な転換点となります。10世紀の古代の英雄たちとの秘密の同盟を明らかにすることで、地球を守ってきたブラックアダムの歴史が現代のスーパーヒーローの時代よりも前のものであることが物語によって確立されます。さらに、この危機の最中に名誉を示し、世界の英雄たちと協力し、自身の過去の過ちに向き合おうとする彼の姿勢が、贖罪のストーリーへの道を開きました。このストーリーラインは、『ジャスティス・リーグ(第4巻)#59』から始まる、ブライアン・マイケル・ベンドイスによるメインのジャスティス・リーグのラインナップへの、反英雄的政治家から現役メンバーへのブラックアダムの移行を直接的に演出しました。
デザイン
『エンドレス・ウィンター』におけるブラックアダムのビジュアルは、過酷な世界情勢の中での一触即発の戦闘用にデザインされた彼のクラシックなスーツを表現しています。このイベントのコミック表紙全体で描かれ、マクファーレン・トイズの「DCマルチバース」ラインなどのフィギュアにも適応された彼のルックは、アイコニックな黒のコスチュームにメタリックゴールドのアクセント、そして中央に配置された際立つ稲妻のモチーフが特徴であり、フロスト・キングの軍勢に立ち向かうため極限の氷点下の北極環境での戦闘仕様にアレンジされています。
